2022年9月10日
前回「床」によってお部屋の印象が変わるというコラムを書きましたが、
『壁』の素材やデザインでも大きく印象を変えることができます。
まだ少し続きそうなおうち時間、
更に快適で過ごしやすい自分好みの空間を造ってみませんか?
床と違い、壁は一つのお部屋に対して4つ以上の面があるので
全ての面を同一素材で構成することはもちろん、
何面か違う素材を使用してアクセントにしたりすることも多く
バリエーションは様々です。
「床」のコラムでも書かせていただいてますが、
弊社では基本的に自然素材・無垢材などをおすすめしています。
どのような素材(デザイン)があるか
弊社の施工例を元に素材別にいくつかご紹介いたします。
弊社のお勧めする壁仕上げの代表といっても過言でない漆喰。
湿度調節ができ、消臭効果も期待できる補修も容易な自然素材です。
塗り壁ならではの陰影もライティングなどで楽しめる素材です。
柔らかみのある天然木を使用した仕上がりは使い方によって
カントリー調・インダストリアル・ハワイアンなど
様々なイメージを持たせてくれます。
お部屋全体を木材で仕上げることも可能ですが
アクセントとしていくつかの面に使用するパターンが多いです。
貼り方も縦貼り・横貼りで印象が違いますし、
ウッドタイルのように壁一面でなく一部に使用したりすることで
更にオリジナリティが演出できます。
主にアクセントとして使用することが多く、
質感や雰囲気も良いのでお部屋の印象をレベルアップしてくれます。
形も大きさも表情も様々で
設置する場所とタイルの組み合わせを考えるだけでも楽しくなりますし、
実際に出来上がった時の雰囲気の良さは他の素材では出せないと思います。
ここまで主にお勧めしている自然素材の壁仕上げについてご紹介しましたが、
それ以外にもいわゆる壁クロス(ビニール系・紙系)や水性塗料での塗装なども
ご要望・用途に合わせてご提案しています。
壁クロスは本当にたくさんのバリエーションがあり、
質感やデザインも様々で住まわれる方の個性が一番出しやすい素材かも知れません。
水性塗料による塗装もクロス仕上げに近いものがありますが、
クロスのように継ぎ目がないとか、
マットでフラットに仕上げられるといったメリットがあります。
ただその反面、塗膜が薄いので下地の凹凸などを拾いやすいというデメリットも。
これは薄手のクロス素材にも言えることですので
素材の特性を理解して、より良いお部屋造りをお楽しみいただければと思います。
今回は代表的な壁仕上げについてご紹介しましたが
弊社ではご要望に応じてコーディネーターがフォローさせていただきますので
素敵なお住まいづくりのお役に立てればと思います。