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2024年3月5日

ダブルで入会すべき?二世帯住宅の自治会問題を解消しよう

二世帯住宅の自治会問題を解消しよう

二世帯住宅の場合、自治会への入会に関してトラブルになるケースがあることをご存知でしょうか。

実は、親世帯と子世帯、別々に入会を求める自治会も多くあります。入居してから両世帯とも入会しなければいけないと知り、「当番などの負担や会費の支払いが二重になるのは納得がいかない」として自治会とトラブルになることがあるのです。

家を建てる前にはなかなか想定しづらいことですが、ご近所付き合いに深く関わる問題でもあります。自治会に関するトラブルは、どう対処すればいいのでしょうか。

基本的には自治会のルールに従ったほうが無難

自治会は任意団体なので、それぞれ独自のルールで運用しています。二世帯住宅の親世帯と子世帯を「別世帯」と考えるかどうかも、自治会によってまちまちです。

たとえば、

  • 完全分離型か、同居型か
  • 光熱費は別々に支払っているのか
  • 苗字は違うか

などで規則を定めている場合もあります。明文化されていなくても、「暗黙のルール」があることも。

いずれにしても、入居後に入会する・しないでトラブルを起こしてしまうと、最終的に入会したとしても、しこりを残してしまうことになります。
ご近所の人たちとは長い付き合いになるので、基本的には自治会のルールに従ったほうがいいでしょう。ただし、勧誘している人がきちんとルールを認識しておらず、勘違いで入会を求めている可能性もあります。疑問があれば、念のため自治会長に確認を。

美化活動、災害・安全対策。自治会のメリットはたくさんある

「納得できないなら、自治会に入らなくてもいいのでは?」と思う人もいるかもしれません。

もちろん、自治会は任意加入ですので、入会しなくても法的に問題はありません。しかし、肩身が狭くなるリスクがあります。また、ごみ置き場を自治会が管理している場合、退会後にごみ捨て場を利用できるかどうかでトラブルになることも。

自治会のメリットを知り、前向きに考えることも大切です。たとえば、清掃・美化活動をしている自治会も多いもの。そのおかげで、地域がきれいになり、気持ちよく暮らすことができるのです。

また、自治会で交流を深めておけば、地震などの災害時に助け合うことができます。子供がいるなら、顔見知りが多ければ多いほど、犯罪に巻き込まれる危険を減らせるでしょう。そのほか、親世帯が高齢であれば、何かあったときに助けを求めなければいけないこともあるかもしれません。自治会を通してご近所と交流を深めておくことで、安心できることもたくさんあるのです。

土地を決める前に問い合わせれば、事前にトラブルを回避できる

なお、土地を決める前であれば、まだ選択の余地はあります。検討している土地の自治会に問い合わせて、二世帯住宅の場合の規則・ルールを聞いてみましょう。納得ができなければ、他の土地を探すという手もあります。また、明確なルールがない場合には、相談すれば柔軟に対応してくれるケースも。

問い合わせ先は、自治会、あるいは自治会の上位組織である自治会連合会です。定められた手続き方法に従って問い合わせましょう。

自治会の規則をふまえて土地選びをしておけば、入居後にトラブルになることもありません。安心して入居するために、きちんと考慮しておきたいものです。

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永く安心して健康で快適にくらせる家であること。住めば住むほどよくなる家であること。住む人に幸せが訪れる家であること。そして、造る者にも嘘がない真摯な心で造ること。こうして造られた家を私たちは「0宣言の家」と呼んでいます。