外壁材(セレクト・リフレックス)は、以前使っていた外壁材と見た目はほとんど同じなのですが、材質は大きく違います。まず、第一にセラミックが混入されており、そのセラミックも特殊な技術を用いて中を真空にしてあります。そうすることで、比重も軽くなり膜を張りやすく遮熱効果が高まります。
また、従来のものは、大理石が混入されていましたが、日本製のケイ砂に比べれば、まだ汚れは付きにくいですが、今回の石の性能には及びません。今回は、ライムストーンというアルカリ性の石を使用することから、防汚性が非常に高いという性質があります。
また、最大の特徴として、「遮熱効果」が従来の外壁材とは比べ物になりません。
外壁材自体が、遮熱材としての役割を果たし、赤外線を90%、直射日光を70%カットできるようになりました。
その遮熱性の高さは、従来の塗り壁材と温度実験をしたところ、従来の塗り壁材は、90℃まで温度が上昇したのに対して、セレクトリフレックスは60℃までしか上がりませんでした。
また、特筆すべき特徴は、最高の技術を用いて、内部を空洞(真空)にしてしまったことです。たとえ壁の面積が大きくても、中が空洞なら重量が軽く、EPSボードに負担がかかりません。したがって、耐久性がさらに高まります。