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2022年2月24日

インテリアは配色がカギ!センス溢れるカラーコーディネート

ステイホームや在宅ワークで増えたおうち時間。

そんなおうち時間を、より快適に楽しめるようにインテリアを見直したり充実させているかたもたくさんいらっしゃると思います。

お気に入りのカーテンやソファ、小物・・・お部屋のコーディネートを考えるのはとってもワクワクして楽しい時間ですよね♪

でも、好きなものをなんでも詰め込んでしまうと、ちぐはぐな印象になってしまうことも...

好きなテイストやイメージはあるのに、なかなか理想に近づかない・・・うまくいかない原因の1つにカラーコーディネートがうまくいっていないことがあります。

 

「色」はインテリアのバランスをとるために最も重要

パっと見てセンスのいいお部屋はカラーコーディネートがうまくいっていることが多いのです。

締りもあってバランスよくみえるようにするには、配色にコツが必要になってきます。

配色の黄金比率

インテリアカラーには、色の配分(配色)に黄金比率というものがあります。

色のバランスがとれたお部屋は、この黄金比率になっていることが多く、素敵な印象です。

どの色をどのくらい用いるかという配色の比率次第で、お部屋の印象がぜんぜん違って見えてきますので、とても重要な要素になります。

 

70:25:05

この比率がインテリアカラーにおける黄金比率になるのですが

ベースカラーが70% アソートカラーが25% アクセントカラーが5%

というのがそれぞれの配色の分量になります。

 

それぞれの色の役割

ベースカラー

主に、天井・壁・床

お部屋のベースとなり1番面積の大きい部分の色

お部屋の大部分を占める色になります。長年暮らすことを考えて、飽きのこないベーシックな白やベージュ、グレージュなどをベースに選ぶと良いです。

床に関しては、アソートカラーやアクセントカラーとの関係が強く、どんな印象を持たせたいかで意外と重要な部分になります。

アソートカラー

主に、カーテン・家具・ラグ

お部屋の雰囲気やテイストを決める、2番目に大きな面積となる色

特にカーテンは、窓を大きくとった場合には比例してカーテンの面積も大きくなり、また日中開けている時間と夜閉めている時間それぞれに見えてくる面積が異なるので、配色はそれぞれを考えなくてはなりませんね。家具の色もお部屋のテイストを決める重要なカラーになります。

アクセントカラー

主に、照明器具・インテリア小物・絵画(ポスター)・クッション・椅子・花・インテリアグリーン

お気に入りのもので、季節や気分にあわせてその時々で変化させやすいポイントとなる色

面積が小さい分、頻繁に変えることができますが、面積は小さくとも数が多いのでごちゃついた印象を避けるためにも色の使い過ぎには注意が必要です。もちろん多色を使っても素敵な空間になることもありますが難易度は高いです。

 

このお部屋は、ベースカラーがピュアホワイト、アソートカラーがベージュ・グレー、アクセントカラーに濃いめの茶色、グリーン、ブルーを用いて統一感をもたせている印象になっています。

ベースとなる色が真っ白に近いため全体的にとても明るく、次に多い色をベージュやグレーにすることでナチュラル感があり、アクセントとなる色数も多すぎず強すぎない色味でまとめているため、テイストの異なる家具を合わせていても全体的に統一感が生まれお洒落なお部屋になっています。

 

このお部屋は、ベースカラーはホワイト、アソートカラーはベージュ、アクセントカラーはサッシのブラック、インテリアグリーンと、色数を少なく抑えて全体の色を明るめにすることでシンプルでナチュラルな印象になっています。

アクセントとなる色も溶け込む色を用いることでシンプルナチュラルな空間に仕上がっていますね。テイストでいうと、シンプル、ナチュラル、北欧テイストなお部屋にする場合はこの法則を意識するとまとまりやすくなりますが、のっぺりしてしまわないよう、サッシをブラックにしたりインテリアグリーンを効果的に用いるこもいいと思います。

 

このお部屋は、ベースカラーはアイボリー、アソートカラーはベージュ(少しだけグレージュより)、ラベンダー、アクセントカラーにグレー、ブラック、ゴールドを用いて全体の色のトーンを揃えつつブラックとゴールドを効果的に使い、洗練されたシンプルなコンテンポラリースタイルになっています。

 

このお部屋は、ベースカラーをブラウンとホワイトにし広い面積に濃いめの色を用いています。アソートカラーは、グレー、アクセントカラーはブルーとブラックを用いていますが、ベースとなる色が濃いめであっても、真っ白なベースもあるためコントラストもはっきりして暗い印象にはなっていませんね。濃いめの色をベースにしても、明るい白の使いかたや、アソートカラー、アクセントカラーの使い方次第で、落ち着きのある爽やかな空間に仕上げることができます。

 

まとめ

インテリアカラーには、さまざまな要素が含まれていていろいろな関係性があるため、一言では言い尽くせませんが、今日ご紹介しました「黄金比率」を意識してインテリアカラーを決めていくことがベースにあるとまとまりやすくなります。

といっても、あまり深く考え過ぎてもインテリアがつまらないものになってしまっては本末転倒。

あくまでも参考程度にしていただいて、インテリアを楽しんでいただければと思います。

これから新築やリフォームをお考えの方は、是非好きなインテリアの色やテイストを聞かせてください!

そこから逆算してベースとなる壁や床の色、ドアの色や造作家具やカーテンなど幅広くトータルでカラーコーディネートを私と一緒に決めていきませんか♪

ABOUTこの記事をかいた人

注文住宅事業部

長持ちしない建材や、人体に悪影響を及ぼす建材・工法を排除した有害物質ゼロの住宅「0宣言の家」を推奨しています。私たちが造っているのは、家という「箱」ではありません。暮らしを豊かにするために、住む人の健康と幸せを第一に考え、厳選された素材を選択し、いつまでも健康で心地よく、心豊かに、世代を超えて、いつまでも住み継がれる良質な住宅に私たちはこだわります。