2021年12月22日
気温が下がり寒さが増す一方、イルミネーションの輝きが素敵な12月。
「イルミネーション=冬の風物詩」という方が多いのではないでしょうか。
日没の時間が早いためイルミネーションを楽しむ時間が長かったり、葉っぱが落ちるため飾り付けがしやすかったり…
あとはやはりクリスマスですね!
冬にイルミネーションが多い理由は様々ですが、その1つに「空気が澄んでいる」ということも挙げられます。
空気が澄んでいる条件は、空気中の塵と水蒸気の量が少ないこと。
肌が痒くなったり喉が痛くなったりと、体調を崩す原因にもなる冬の乾燥が、イルミネーションを綺麗に見せていたんですね。
スキンケアと同様に、室内の湿度管理はとても重要です。
最適な環境を整えて、潤い生活を送りましょう!
一般的に理想とされる冬の湿度は、40~60%くらいと言われています。
湿度が40%以下になると、鼻や喉の粘膜が乾燥し風邪になりやすくなる、
静電気が発生する、など生活に支障が出る可能性も。
また厚生労働省によると、インフルエンザ予防には部屋の湿度を50~60%くらいに保つことが効果的なんだそう。
冬を快適に過ごすのにベストな室温は18~22℃、湿度は50~60%。
快適な空間と健康を維持するための乾燥対策の道標にしてみてください。
部屋の湿度を上げるために、様々な対策をされている方は多いのではないでしょうか?
・加湿器の活用
・洗濯物を室内干しに
・観葉植物を配置(ストレス緩和の効果も!)
ただし、過度な加湿はカビや肌荒れを引き起こすこともありますのでご注意下さい。
上記の乾燥対策は、部分的・一時的なもの。
乾燥しやすい家や部屋自体を変えたい、という方にはリフォームやリノベーションもおすすめです!
乾燥しているお部屋がある一方で、浴室やキッチンなどの水回りは湿度が高く、
それゆえにカビが発生することもありますよね。
空間が壁や廊下で区切られていると、湿度の違うお部屋でそれぞれの悩みが出てくることも。
そこで、間取りを変えることで出来る乾燥対策を考えてみましょう!
例えばリビングの湿度を上げたい場合、洗面脱衣所・浴室やキッチンに直接入れるよう廊下や壁をなくしたり、水回りを回遊できる間取りにしてはいかがでしょうか。
発生した湿気がリビングへ行き渡り湿度アップにつながると共に、
水回りに湿気が溜まりにくくなるためカビ防止にも役立ちます。
空気が循環出来る間取りは、冬だけでなく多湿の季節にもメリットがあるんですね。
冬の暖房器具として多くのご家庭で使用されているエアコンは、温風で部屋を暖めるため湿度が下がってしまいます。
床暖房を活用すれば、空気の乾燥を気にせずに暖かい部屋で快適な冬を過ごせるでしょう。
珪藻土や無垢のフローリングなどの自然素材は呼吸をします。
その呼吸は、室内の水分量が増えると吸収し、乾燥してくると排出してくれるので、快適な湿度を一定に保ってくれる効果が期待できます。
※無垢のフローリングについては、こちらのコラムもぜひご覧ください!
また調湿機能を持った「エコカラット」というタイル建材はデザイン性も高く、様々なテイストやカラーが揃っています。
脱臭効果もあるので、リフォームやリノベーションの際選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
リフォームやリノベーションによる乾燥対策は、梅雨時~夏場の多湿時期のカビ対策にも役立ちます。
乾燥だけでなく、湿気も防いで快適な空間で暮らしませんか?
お気軽にご相談下さい。