2021年10月29日
今月は注文住宅事業部で外構を担当している加瀬が担当させて頂きます。
新築を計画されている皆さんはどこのメーカーさんに依頼しようか、どのようなプランにしようか、色々と検討されています。
しかし外構を初めから検討している方は少ないと思います。
今回は新築を計画するときには、外構も合わせて計画したほうが良いという事例をご紹介したいと思います。
下のプランA~Cはすべて同じ敷地・建築面積ですが、建物の形状・配置が異なります。
北側アプローチの駐車場2台分という計画ですが、
駐車場の形状と南側の庭の大きさ・形状がすべて異なります。
南側の空間を広く取り、大きな窓から光を入れるというのが、
昔からの住宅の基本という流れがありましたが、
今は敷地と建物を最大限に活用できる様々な形が考えられます。
プランBは建物をL型にし、角に庭を配置し、青いライン部分に目隠しを設けることで、
プライバシーを確保した囲い庭と、そことつながるリビングやダイニング空間が得られます。
プランCは、住宅の形状をプランBから180度回転させ、
1台分の駐車スペースを縦列駐車とすることで、庭の空間を最大限確保することが出来ます。
BBQや子供の遊び場、家庭菜園などで楽しめる空間になります。
プランA~Cは庭空間を有効に使える案の例ですが、駐車スペースを最大限有効に使える配置・形状も考えられます。
これは建物を建てる段階で外構計画を検討していれば可能になることですので、
初めから外構計画を考えることは、快適な暮らしを過ごせる空間づくりにつながります。
このコラムを見た方はぜひ外構計画を検討下さい。
わからない場合はぜひプロにご相談を。