主筋と言われる鉄筋の口径は【D13】という大きさのものを、コンクリート内に上下ダブルで配筋し、そのピッチは【@250】、つまり250mm間隔で配筋されています。
一般的な住宅のベタ基礎仕様(大手ハウスメーカー等)は、主に【D10】という口径の大きさの鉄筋を、コンクリート内に1列だけ配筋し、そのピッチは300mm間隔の構造が一般的です。
主筋の太さ (鉄筋の量) |
ベースの厚み (コンクリートの量) |
配筋間隔 (鉄筋の本数) |
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一般的なベタ基礎 (ハウスメーカー等) |
10mm 異型鉄筋 |
150mm厚 (布基礎の防湿 コンクリートは50mm) |
300mm間隔 |
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ガソリンスタンドのベタ基礎 | 13mm×13mm 異型鉄筋 上下ダブル |
250mm厚 | 250mm間隔×250mm間隔 上下ダブル |
実際に一般的なベタ基礎の配筋と、ガソリンスタンドの仕様の基礎配筋を写真で見比べて頂いても、耐震に関しての安心度合いという視点で見て頂いても違いは明らかだと思います。
地震に強い家にするためには、家を支える土台となる基礎の構造が非常に大切です。
基礎構造は、各会社の考え方によって様々ですが、私たちが家づくりで取り入れているのが大きな地震でも被害が少なかったガソリンスタンドの基礎と同じ構造で家を建てることです。