2020年2月17日
都心部だけでなく、神奈川県へのアクセスも良いビジネスマンの住まいとしても人気の高い地域である「八王子市」。
繁華街や学生の街というイメージがありますが、駅から少し離れればたくさんの自然が広がっており、教育や福祉サービスも充実していることから、ファミリー層にも暮らしやすい街です。
ここでは八王子に家を建てる決め手になるよう、街のこと、周辺環境、災害に関する情報を住宅会社ならではの目線で紹介していきます。
八王子市は、東京都の多摩地域南西部に位置する市です。現在、東京内で唯一の、中核市に指定されております。
人口は約56万人で、東京都内の市町村では第1位。面積は186.31平方キロメートルと、奥多摩町に次いで、東京都の市区町村で2番目に広く、人口・面積ともに、東京の市部では最大規模となっております。
ここからは暮らしに関わる住環境について紹介していきます。
八王子市は、実にたくさんの魅力に囲まれており、とても暮らしやすい街です。
都心部のにぎやかさとはまた違う、住みやすい落ち着いた雰囲気があります。
ここでは生活に大きく関わる駅、公園、学校、ショッピングモールの紹介をしていきます。
八王子市には京王線、京王相模原線、JR中央線、横浜線、八高線の5路線が通っています。
新宿、横浜、埼玉、山梨と多方面に簡単にアクセスできる利便性の高さは魅力の一つです。
その中でも利用人数の多い、主要な駅を紹介します。
八王子駅:JR中央線、横浜線、八高線の3路線が通っており、市の中心的な駅になります。
京王八王子駅:新宿まで約40分アクセスできる駅で、八王子駅までも徒歩5分で行ける距離に位置しています。
南大沢:市内唯一のアウトレットモールがあり、休みの日は買い物客で賑わいます。
北野駅:京王線の各停から特急まで全ての列車が止まるので利便性高い駅です。
高尾・高尾山口駅:高尾山へのアクセスがしやすいこの2駅は、行楽シーズンには登山客で賑わいます。
八王子駅南口からバスで4分、徒歩で20分と市の中心に位置しています。
公園内には野球場、テニスコート、陸上競技場、フットボールパークなど多く施設があります。
春には桜まつり、夏には花火大会など、季節ごとにイベントも開かれていて様々な楽しみ方ができます。
市の北西部に位置し、普通車156台、大型車5台、二輪車80台分の駐車場を備えた大型公園です。
サッカー・ラグビー場、テニスコート、クライムロック、クライムツリーなど、多くの施設があり、体を動かすには最適な場所です。
最大の特徴は約4,100m²の土地があるスケートボードパークで、遠方からも多くの人が訪れます。
京王相模原線の京王堀之内駅から徒歩9分の場所に位置する秋葉台公園は、ピラミッド型の滑り台がシンボルです。
高さは15mありますが、なだらかな傾斜なので、お子さんでもけがの心配はありません。
ピラミッドのすぐそばには広場も併設されていて、子供たちにとっては魅力的な公園です。
八王子市は東西に広がっているため、地域によっては通学に注意が必要です。
駅や市役所のある市の中心部や東側は学校が集まっていますが、高尾山などがある西側は学区が広くなっています。
小さなお子さんがいらっしゃる場合は、このあたりも注意が必要です。
引用:八王子経済新聞-「八王子東急スクエア」、「八王子オクトーレ」に
JR八王子駅の改札を出て右側に進んでいくと目の前に見えてくるオクトーレは、様々な種類のお店が並ぶ商業施設です。
駅からのアクセスが良いので、通勤、通学の途中でお買い物をしていく方が多いです。
引用:レッツエンジョイ東京-三井アウトレットパーク多摩南大沢
東京都内では数少ないアウトレットモールの一つで、京王相模原線の南大沢駅から徒歩1分でアクセスできます。
100店舗以上のお店が立ち並ぶため、休日は買い物客で賑わいます。
アウトレットの規模としてはそこまで大きくないですが、落ち着いた雰囲気でお買い物したい方にはおすすめです。
JR高尾駅から徒歩6分の場所にあり、店舗数約120のエリア最大級のショッピングモールです。
2017年にオープンし、それまで大きな商業施設がなかった高尾エリアに住む方々にとっては欠かせない存在となりました。
ここまでは暮らしに大きく関わる周辺環境について紹介していきました。
たくさんの魅力に囲まれ、各方面へのアクセスも良い八王子市ですが、実際に家を建てるにあたっては、どの辺りが良いのでしょうか?
次は、八王子市内のそれぞれの土地のポイントを、比較しながらご紹介していきます。
家を建てる際に、真っ先に気になることは、「土地代」ですよね。
八王子市の土地代の相場感は、以下のようになっております。
・八王子市の平均坪単価:約51万円
また、エリア(駅)ごとに、上位・下位の1位~3位をみていくと、
上位3エリア
・京王八王子の平均坪単価:約165万円
・JR八王子の平均坪単価:約155万円
・八王子みなみ野の平均坪単価:約59万円
下位3エリア
・川口町の平均坪単価:約17万円
・西寺方町の平均坪単価:約19万円
・元八王子町の平均坪単価:約24万円
となっており、八王子両駅のエリアが、群を抜いて高いことがわかります。
坪単価についての情報はこちらのサイトでご確認いただけます。
参考:土地代データ-八王子市
東京都は、平成 24 年4月「首都直下地震等による東京の被害想定」を東京都防災会議で決定し、その中で想定されている地震は、「東京湾北部地震(M 7.3)」、「多摩直下地震(プレ ート境界多摩地震)(M 7.3)」、「元禄型関東地震(M 8.2)」、「立川断層帯地震(M 7.4)」の4つです。
多摩直下地震では、市域の 40.3%で震度6強以上の揺れが想定され、本市に最も大きな被 害を及ぼします。また、立川断層帯地震では、震度7の揺れの範囲が最も広く、市域の 1.7% が想定されています。
法律名:首都直下地震対策特別措置法
市内震度:5強~7
マグニチュード:7.3
発生確率:30年以内に70%
参考:https://www.city.hachioji.tokyo.jp/emergency/bousai/m12873/002/p005649_d/fil/24-11-12higaisoutei.xls
法律名:首都直下地震対策特別措置法
市内震度:3以下~7
マグニチュード:7.4
発生確率:30年以内に0.5~2%
参考:地震本部-立川断層帯
「平成 20 年8月末豪雨」では、市内における人的被害は1件もありませんでしたが、浸水や土砂崩れ等の被害を受け、その多くは、浅川地区に集中しており、非常に局地的な集中豪雨でした。
しかし、市域における洪水等の水害発生頻度は低く、特に河川改修や護岸整備が進むにつれて、被害は著しく減少しており、堤防決壊による被害もほとんど発生していません。
参考:https://www.city.hachioji.tokyo.jp/emergency/bousai/m12873/002/p005684_d/fil/29keikaku_gaiyou.pdf
市域における土砂災害発生の危険性のある地域は、市西部の山地部と丘陵地の人工改変地
があげられます。
そこで、土砂災害から国民の生命を守るため、土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(平成 12 年5月8日法律第 57 号)が制定されました。
現在、八王子市内でも、東京都によって、土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域の指定が行われています。
参考:https://www.city.hachioji.tokyo.jp/emergency/bousai/m12873/002/p005684_d/fil/29keikaku_gaiyou.pdf
また、下記のページより、八王子市の土砂災害ハザードマップを確信できます。
参考:八王子市- 八王子市総合防災ガイドブック(土砂災害ハザードマップ・洪水ハザードマップ)
ここまで八王子で家を建てたいとお考えの皆さんにむけて、市の魅力や特徴をお伝えしてきました。
街のこと、周辺環境、災害関してなど具体的な情報を通して
八王子で暮らすイメージをして頂けたでしょうか。
交通アクセスがよく、自然豊かで、とても暮らしやすい街である八王子市にマイホームを検討する方は、実に多くいらっしゃいますので、何か気になる情報があれば、お気軽にご相談ください。
八王子地域一筋、地域密着で60年近く住まいに関する事業をおこなってきたので、きっと何かお役にたつ情報をご提供できると思います。